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2008年8月19日 (火)

お盆になると考える。。。


お盆になると毎年、思う事がある。

年に一回の行事である。無理な注文と分かっているが。。。



ウチの実家は、親戚付合いが頻繁ではなかった。これは、

母方の親戚の多くが、父親を敬遠していたから。。。

父親の実家も、色々とややこしい人間関係があり、ほとんど

付き合いが無かった。物心ついた頃には、この環境にあった。

私にとって家族とは、両親と兄姉だけの小さい世界だった。

そのうちに、兄や姉が実家から出て生活を始め、私も結婚し

次第に家族全員が集まる事は稀になった。


ところが、3年前に父親が病気で亡くなった時。

残った家族は、本当の家族の大切さを学んだと思う。

一度は離れた家族が、それまで無かった程に結束した。

母親を中心として、私の家族を含めた新しい家族で出掛け

たり食事したりする機会が増えた。

「お父さんが亡くなる前に、もっと旅行でもしてれば・・・」

そんな言葉が、よく母の口から漏れるようになった。


最初は、父に先立たれた母に寂しい思いをさせない為という

気持ちから始まった。けれども、家族が集まるという行為は

次第に私自身の心を満たしてくれるようになった。

私の娘たちにとっても、家族とは父と母、姉妹といった小さな

世界にしてもらいたくない。彼女たちには、私の両親や兄弟を

いつまでも記憶に残しておいてもらいたい。


家族がリスタートして数年が経ち、今年。母が亡くなった。

私の中の家族という定義において、中心であった両親が亡く

なり、心にポカンと穴が開いたような気持ちであった。

今年は、母の初盆。去年の盆よりも一人少ない形で迎えた。

(墓参りは毎月行なっている。なんだか落ち着かないから)

私は父も母も大好きだった。

両親との付き合いは、兄や姉に比べれば一番短いが。。。

生きている間に親孝行が出来たかどうかは分からない。

考え始めると、『もっとこうしておけば…』というような

後悔の気持ちはいくらでも湧いてくる。きりがない。

冒頭の言葉を、もう一度繰り返す。


お盆になると毎年、思う事がある。

年に一回の行事である。無理な注文と分かっているが。。。



会話は出来なくてもいい、5分でいいから会いたい。



そうすれば、また一年。頑張れるような気がするのに。

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コメント

親が生きてる間は、そのありがたみがなかなかわからないようです。
わたしもそう思って、独身の頃は、母をはじめての海外旅行に連れて行ったりしましたが、結婚してからは何もできてませんでした。
そこで、先日、母が傘寿を迎えたのを機に、京都にいる弟に呼びかけ、お互いの家族が集まって一緒に食事をしました。別に遠く離れているわけでもないのに、親子が集まり、孫も含めて一堂に会するのは初めてでした。
ささやかではありますが、私たち兄弟を女手一つで育ててくれた母への感謝の気持ちでした。

投稿: 窓際の文化人(ぶんかびと) | 2008年8月25日 (月) 21時41分

>窓際の文化人様
コメントありがとうございます。

お母様の傘寿のお祝い、とても素敵だと思います^^
遠く離れていないが故に、気が付かない大事な事が
あると思います。
家族が一堂に会しての食事は、お母様にとっても
お子様たちにとっても、とても大事な意味をもった
食事会になったのではないでしょうか^^

投稿: ゆー | 2008年8月26日 (火) 11時04分

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